久しぶりの “山行こか” ハイキング。 
大月から富士急で禾生駅下車、登り始めは細い登り路だった。

"山行こか” このメンバーが揃ったのは、2003年10月の六つ石山でした。

九鬼山中腹の見晴らし台から西の峰々がよく見えた。望遠レンズで拡大すると、
これは南アルプス、左にちょっこっと見えるのが北岳、間をおいて、右手が鳳凰三山：観音岳〜地蔵岳 と 甲斐駒ケ岳だった。

カシミールに九鬼山の位置をインプットして得た、西の峰々の想像図。
これで、北岳や甲斐駒ケ岳が間違いない、確信できた。

 

九鬼山頂上間近、全員集合。 昼食は日当たりのいい、ここで食べた。

昼食所から南西に富士山、この山は山梨県の富岳１２景のひとつという。

九鬼山頂上は、北側だけ開けていた。 
富士山は見えない、代わりに奥多摩や奥秩父の山陰がパノラマになっていた。

 

九鬼山頂上からは、奥多摩の山々、雲取山、飛龍山が見えた。

 

下山開始、落ち葉ですべる急斜面

 

『この路を登りにしなくて良かったね』、急な下りで、どんどん高度を下げた。落ち葉を踏む音がいい。


 

下山路にひとつ、大きなもみじの木、紅葉真っ盛り。

 

落合橋で山道はおしまい、国道を歩きながら、午後の日を浴びた九鬼山を眺めた。

 
  

2009年秋の“山行こか”、以前バイクで知った湯ノ沢峠を起点に、小金沢連嶺の南半分を縦走する
ことにした。 甲斐大和駅から湯ノ沢峠まではタクシー、峠で既に1600m余りで、楽な登りになった。まずは大蔵高丸に向かった。
  

大蔵高丸の登りで高度を上げると、北側の黒岳がせりあがってきた。
  

大蔵高丸の頂上から、南の空には、雪をかぶった富士山がよく見えた。
  

最初のピークが大蔵高丸、高度計の指示では、1790mほど。
広い頂上から、ここも富士山の展望がみごとで、秀麗富士12景のひとつという。
   

このあたりの尾根筋は、草原で樹木がなく、どこも気持ちのいい尾根漫歩。
すすきの原を歩いて、次のピークは破魔射場丸（ハマイバマル）。
  

振り返ると黒岳が遠くなった。遠くの尾根の木立の枯れた色と山肌の緑が映える。
   

ずーっと、富士山を見ながら、尾根を南下した。
  

ここは林の中、射場だから、開けた草原かと思ってた。
  

登ったり降りたり、最初の登りは楽だったが、縦走はやっぱりきつい。
一番南の滝子山まで、まだまだ峰峰が続く。
   

三つ目のピークが大谷ヶ丸、このあたりの尾根筋は林間で展望はなかった。
林の中で弁当を広げた。
  

四つ目のピーク・滝子山への道も林の中だった。
晩秋の雰囲気、枯れた落ち葉の道を最後の登りへ。
  

滝子山も好展望、北側には今来た連嶺の山々がパノラマになった。
中央の遠くが黒岳。左に丸い山が大蔵高丸、すぐの下に重なって破魔射場丸、
左の尖ったピークが大谷ヶ丸。
そして、黒岳から右は大峠のクボミを経て右端が、雁ガ腹摺山。
  

今日の 「山行こか」 メンバーで記念写真。
ここから先の長ーい下りが、結構なアルバイトで、出発14:05、中高年組は初狩駅着が暗くなった18:00だった。
若いお二人さんは、駅の待合室で既にビールと酒で出来上がってた。
“大変お待たせしました”